きほんに帰る

暮らし方、お料理、おしゃれ、学問、こころ向き・・・
何はともあれ基本ではじまり少し進んでは基本にもどって、また進む。
いつでも基本が中心となって、私たちは少しずつ輪を広げていきます。

歩いていれば、いろいろな手心が魅力的に見えますが
突き詰めるうちいつかは、ぴったりと収まる場所一点に 誰もが帰郷します 。
私たちの中心です。
原点(基本)に戻ることはどんなことよりも私たちを実らせるのです。

今にあることと、信じる心。
このことばの表現は、身体をまとったわたしたちが
愛とつながることのできるひとつのアプローチの方法です。
私は、このことを基本の二本柱としています。

それぞれが感じる、基本にもどりやすい表現を形(ことば)にしておくと
いつ何どきでも自覚しなおす力となります。
ちょっと違うな。がある時はそのつど基本に戻ります。

繰り返し何度でも原点に戻ることを続ける。
基本を心に留めておけば少しゆらゆらしても、どんなときも大丈夫です。

ここでは今にあることと、信じる心。という表現にもう少し花を咲かせてみます。

私たちの原点である創造主、真源、宇宙との
繋がりがぼやけてしまうことで心に苦しみは生まれ、
苦しみから逃れようとすることで更に原点との距離を感じます。

正確に言えば、それ以前においても身体が生まれてからも
原点と私たちはひと時も離れたことはないので
この原点とのつながりを曇らせてしまう影を明確にすることがポイントです。

          

今あるところ、今の地点にこころをおく。
いまを静観する。
今していること、起きていることに集中する。

今あることを、ちゃんと感じきる。
起きていることによっては
今楽しみ、今悲しみ、今喜ぶ。
沸き起こった感情をその場で感じ切る。

反対に言えば、

過ぎたことはしつこく追い回さない。
今起きていることを、こころから追い出そうとしない。
まだ起きてないことに、こころを張り巡らせない。

           

迷いの心、考える心は、
過ぎた場所とこれから起こる場所だけに息づきます。
意識が今にあることで、考える心は介入できません。

意識を今に置いて、注意深く観察していると
段々と曇りがなくなり中心がはっきりと見えてくるので、
必然と中心との繋がりが鮮明になり自信を持てるようになります。

原点でいる(原点に戻る)ことは、自分を信じることと通じます。
あなたの中に、人生を疑う心は一滴もないので
何があろうと真のくつろぎが広がり続ける場所です。

信じることとは許すことと並ぶ最強のアイテムです。
いくつもある中の最強ではなく、他にみない最も強いエネルギーです。
この両方とも、誰もが生まれながら持ってきたものです。

私たちはお母さんの子宮へ来る前からずっと
愛よりほか何でもありませんでした。
この物質世界に誕生し、
地球に置かれたからくりである闇、対などの愛以外と感じられるものを通して
信じること、許すことを更に深く学んでいるのです。

信じることしか知らなかった赤ん坊が
成長という過程の中でいろいろな色彩に触れ混ざりあいながら、
自分の一番心地の良い色を求めるようになります。
そこから、ほんとうのところは
すべての色彩が 自分自身である無色透明のひかりから生まれた
影であったことを知るのです。

身体を持った私たちが表現できる愛とは、曇りなく信じること、許し続けることです。
この世界で信じることなくしては愛は見えません。

起こること、起こらないこと 見るもの見えないもの、
全てが完全、完璧です。これは愛の目から観ることのできる完美です。

自分のいる世界が完璧な形で表現されていることを
心底で理解する(理解しようと願う)ことは、
本来のあなたでいる選択をしたということです。

今まで見えていなかったものが見えるようになり
あなたのうけとるべき無限の豊かさ
をその両手でしっかりと
つかめるようになることを意味しています。

生きずらさを感じたときこそ、きほんにもどる。

原点に戻ることで自然と、理由のない無限の喜びが広がり
言葉で表すこのとできない幸福感に包まれます。

これは、心地よい空の下なんとなく散歩に行って
気の向くまま歩いているときに
ふっと溢れてくる閉じ込めることのできない感覚としたら伝わるかと思います。
そうです。
いまこの瞬間とは閉じ込めることができないのです。
だからこそ本当のあなたの姿とは自由で無限の広がりそのものなのです。

反対を見ると、過去や未来は閉じ込められた空間なので
そこへ思いをはり巡らせていれば息苦しくなってしまいます。

鮮明で、どこにも閉じ込めることのできない感覚。

こんな時は、中心と曇りなく繋がっていることが明確にわかります。
そんな瞬間、少しずつ増やしていきましょう。

きほんにもどって、
今日もすてきな一日をすごしましょう。